- 面接で墓穴を掘らない志望動機の書き方
- 合格者だからこそわかる志望動機の書き方
つまり、本記事を読むことで「落とされない志望理由書とは何か?」
これが分かるようになります。
大学編入における志望動機の重要性
結論から言うと、大学編入試験において、志望理由書はとてもとても重要なものです。
志望理由書が合否を分けると言っても過言ではありません。
面接試験は志望理由書をもとに行われます。
そのため、志望理由書を適当に仕上げてしまっていると、面接時に余計な質問をされたり、答えにくい質問をされる可能性が高くなります。
結果的に面接の評価も低くなりがちです。
逆に、一貫性のある志望理由書を提出しておけば、面接時に予想外の質問をされる可能性は減るので、面接対策もしやすくなります。
そのため、志望理由書と面接対策を別個で考えないようにしましょう。
面接での質問を想定しながら、面接を意識した志望理由書を書く必要があります。
この記事を最後までお読みいただき、納得の行く志望理由書を完成させ、確実に合格を掴みましょう!
大学編入の志望動機を書く際の重要なポイント
早速ですが、志望動機を作成する上で最も大切なことを話します。
それは、次の2つです。
- 自分は何を学びたいのか。
- それは現在の大学では学べないのか。また、志望大学でなければダメなのか。
上記①〜②をとにかく徹底的に追求しましょう。
(紙に書いたり、人に考えを話したり、繰り返し繰り返し、自分がやりたいことを自問自答しまくる感じですね。)
この際、面接での受け応えをイメージしながら内容を考えることが大切です。
これら①〜②について、実際に私の体験を例に、お伝えします。
①自分は何を学びたいのか
まず私の場合、大学一年生の前期に受講していた地域活性化に関する講義がきっかけで漠然と地域活性化に興味をもっていました。
そのため、とりあえず地域活性化に関する著書を大学の図書館や書店で約5〜10冊ほど読んでみました。
さらに、Facebookなどで地域活性化に関する講演や、イベントを探し、興味のあるものに2〜3個参加してみました。
このあたりで、地域活性化に関してかなり詳しくなっていたのを覚えています。
また、地域活性化という漠然としたものではなく、地域活性化のなかでも「地域ブランド戦略」を専門的に学びたいと言葉にできるまでにはなっていました。
そこで、再度、書店や図書館で地域ブランド戦略に関する著書を2〜3冊読みました。
もうこの段階では、面接の志望動機で何を話そうか?ということも意識をしながらルーズリーフに志望理由書と面接で話すことを同時進行で考えていました。
このように、志望理由書を書く段階で面接の内容も同時に考えておくことがとても重要です。
②それは現在の大学では学べないのか?
ある程度、志望動機が固まってきたら、それが本当に現在の大学では学べないことなのか、調べておく必要があります。
そして、現在の大学でも学べることであれば、できれば他の志望動機を探したほうがいいです。
なぜなら、あなたの学びたいことが現在の大学でも学べるのであれば、編入試験の面接で志望動機がどうしても弱くなりがちであるためです。
とはいっても、文系から理系の大学に、またはその逆の場合を除いて、現在の大学で学べないことなんて意外となかったりします。
なかなか志望動機が思い浮かばず、永遠に先に進めないという受験生のために、ヒントです。
実際私も同様の悩みをもっていたのですが、そこで、私は下記のように、少し視点を変えてみてみました。
例えば、こんな感じです↓
私は大学の講義を通して、地域活性化に興味を持った。その中でも、特に地域ブランド戦略に関心がある。確かに、地域活性化についての授業は現在の大学でもある。ただし、本当の意味で地域活性化を深く理解するためには、座学だけでは限界があると気づいた。そこで、私は、地域ブランド戦略を専門とする教授が在籍しているかつ、フィールドワークが充実しており、より実践的な地域活性化を学ぶことができる貴校を志望した。
という基本構成で志望動機と面接を用意しました。
「現在の大学でも学べるが、貴校ならより詳しく学べる」
「なぜなら〜だから」
ということをとにかく論理的に説明できるようにすればいいんです。
志望動機作成の注意点
志望動機は想像以上に作成に時間がかかる
実は①〜②の作業はそこまで簡単ではありません。
私はこの①〜②をうまく論理的に説明できるようになるまで、数ヶ月要しました。
そのため、志望動機は編入をすると決めたのであれば、早い段階から構想を練っておくことが非常に重要です。
「その志望動機、あなたの大学でも学べますよね?」
面接本番で面接官にこの返しをされたら試合終了です。
あなたが関心のある研究が現在の大学でも学べる研究だとすれば、編入する必要はないですよね?と面接官に必ず突っ込まれます。
ここで、先ほどの私の例でいうと、「確かに地域活性化の座学は現在の大学でも学べるが、実践的なフィールドワークは貴校でしか学べない」という回答を事前に用意しておく必要あります。
「あなたがやりたい研究うちの大学ではできないよ?」
試験本番、この言葉を面接官に言わしてしまうとほぼ不合格は確定です。
これは単なるリサーチ不足なので、いくら筆記試験ができたとしても、面接の基準点を超えることは難しいでしょう。
基本的に、志望理由書の提出時期は願書の提出と同タイミングであることが多いので、願書提出時と面接の試験本番までの期間に時間的な空白があります。
よくある不合格事例としては、願書のときに面接を意識せずとりあえず適当に志望動機を完成させ提出し、面接で墓穴を掘りまくり不合格というパターンです。
これは本当によくあるパターンなので、気をつけましょう。
まとめ
自分のやりたいことがあったとしても、その研究を学ぼうと思えば現在の大学でも学べることが割と多いんですよね。
大学編入試験における志望動機の難しさはここにあります。
そのため、面接を想定した時に、『それ、あなたの大学でも学べますよね?』と一蹴されることを避けるために、もっと論理的な(本当は関心がないが、理由を作文する)他の理由を探してしまうんです。
つまり、自分が本当にやりたいことと、面接対策のバランスを考えながら一貫性のある志望動機を作るのがとにかく難しいです。
逆に、ここを解決できたら志望動機はほぼ完成したも同然なのですが。
この記事で志望動機を書く上で本当に大事なポイントはすべて書き出したつもりです。
何度もこの記事を読み返し、志望理由書の書き方を理解していただきたいです。
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STEP1:大学編入について知る
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