- 裁判所職員の面接カードの書き方に悩んでいる方
- 裁判所職員の面接カードに何を書けばいいのかわからない方
- 裁判所職員の面接カードを書いたものの不安がある方
- 裁判所職員が第1志望の方
- 裁判所職員を併願受験する方
上記に該当する方は、本記事を読む価値があります!
今、記事をお読みいただいている方の中にも、これまで筆記試験対策に追われ、あまり面接対策に時間を費やすことができていない方がいらっしゃるかと思います。
しかし、焦る必要は全くありません。
なぜなら、合格者であっても、ほとんどの受験生が筆記試験を終えてから面接対策に移行するためです。
とはいえ、筆記試験終了後から面接カード提出までの期間は比較的短いため、限られた時間のなかで合格レベルの面接カードを仕上げ、提出する必要があります。
▼面接カードではなく、面接対策について知りたい方はこちら
本記事では、以下の内容をお伝えしていきます。
- 裁判所が求める人材とは?
- 合格レベルの面接カードに仕上げるためのコツ
- おすすめの面接対策テキスト
- 筆者による添削サービスの詳細
本記事では、実体験をもとにした合格者だからこそわかる話を盛り込んでいます。
裁判所職員を目指す受験生にとっては、非常に有益な情報となるはずです。
はじめに
まず、面接カードの作成や面接対策に向けて多くの受験生が活用している本について、紹介しておきます。
(2024/11/21 13:34:02時点 Amazon調べ-詳細)
上記の書籍は、私も実際に一次試験が終わった段階で購入したものです。
試験対策として、「面接カードを書く前」と「面接練習時」にフル活用しました。
とても優良な本なので、筆記試験が終了したら、真っ先に購入しておくことをおすすめします。
- 裁判所が求める人材がわかる
- 裁判所の組織や一般職と総合職の違いなど基本事項がわかる
- 裁判所事務官と裁判所書記官の違いが明確にわかる
- 実際に裁判所に勤務する方の感想を知ることができる
裁判所が第1志望の受験生であれば、絶対読んでおくことをおすすめします。
裁判所事務官における面接カードの内容について
一次試験の合格発表後、裁判所から「面接カード」と「勤務地希望調査票」が送付されます。
R5年度試験は、最高裁のHPに「面接カード」及び「勤務希望地調査票」のPDFファイルを各自でダウンロードし、合格発表から1週間以内に指定の裁判所に提出する必要がありました。
R6年度試験については、ダウンロード形式なのか面接カードが送付されてくるのかは現時点では不明です。(受験案内等には記載がなかったはずなのですが、私が見落としているだけかもしれません)
まずは、実際の面接カードの記載内容について知っておきましょう!
- 裁判所職員を志望した動機(約6行)
- 趣味・特技(好きなスポーツなど)(約3行)
- これまで加入したクラブ活動・サークル活動等の集団活動(約3行)
- あなたがこれまでに個人として力を入れて取り組んできた活動や経験(具体的かつ簡潔に記載する)(約8行)
- あなたがこれまでに目標達成に向けて周囲と協力して(チームで)取り組んだ活動や経験(具体的かつ簡潔に記載する)(約8行)
- 自己PR(長所など)(約8行)
横に(カッコ書き)で記載している行数に関しては、あくまで目安です。
私自身が実際に裁判所に提出した面接カードの行数をもとに記載しております。
実際の面接カードには、行数はありません。
目安の行数として、参考にしてみてください。
裁判所における面接カードの重要性と記載時の注意点
合格レベルの面接をするためには、まずは合格レベルの面接カードに仕上げておく必要があります。
面接では、3人の面接官があなたが提出した「面接カード」と「勤務地希望調査票」を見ながら質問をします。
面接カードを適当に仕上げてしまっていては、面接で痛い目を見ることになります。
だからこそ、面接カードは十分時間をかけてしっかりと丁寧に作成する必要があります。
特に気をつける点としては、「聞かれて困ること」や「答えられないこと」を書かないことです。
面接カードに書いてあることは、面接で何を聞かれたとしても、あなた自身の言葉で回答しなければなりません。
うまく答える自信のないことをわざわざ書いてしまったばかりに、面接官から深掘りされたときに答えられなかったり、焦って書いてあることと矛盾する内容の回答をしたり、と自ら墓穴を掘って面接が不利に傾いてしまうケースが本当によくあります。
- 面接は「面接カード」と「勤務地希望調査票」をベースに行われる
- 「聞かれて困ること」や「答える自信がないこと」は書かない
ポイントをまとめると上記のとおりです。
【重要】面接カードを作成する上で意識してほしいこと
面接カードを作成する際に必ず意識してほしいのが下記の2点です。
- あなたは裁判所職員として、どのように「当事者対応」ができるのか?
- あなたは裁判所職員として、組織の中において、どのような活躍ができるのか?また、どのような役割を担えるのか?
これらの2点は実際の面接試験において、さまざまな角度、方面から問われます。
要するに、(1)・(2)の事項は面接官が受験生に対して行う裁判所の求める人材かどうかを判別するための質問です。
あなたは上記の(1)・(2)について、裏付けとなる根拠を準備し、面接で回答する必要があります。
裏付けとなる根拠というのは、例えばエピソードなどを用いることを言います。
- あなたの考える自分軸を作ること
- また、それをあなたが達成できることの裏付けとなる根拠をあなたの「これまでの経験」やあなたの「長所」などを交えながら、説得力ある説明をできるまでに理由付けをするために深掘りをする
- +α 表情や態度などマナー的な部分の最低限の準備(マイナス評価にならないようにするためのもの)
これらを意識することがとても重要です。
あなたの発言を通して、あなたが裁判所という組織で当事者対応をしている姿や組織の中でコミュニケーションを円滑に取り活躍している姿を目の前にいる3人の面接官に想起させることが大事です。
裁判所が求める人材に沿ったキーワードを散りばめる
裁判所が求める人材である点をアピールするために、面接カードの至る所にキーワードを散りばめておくことが非常に効果的です。
例えば、裁判所職員の面接において、「当事者対応」という言葉はキーワードです。
面接カードに「当事者対応」というキーワードを入れておきたいです。
そのうえで、『私は○○の当事者対応ができる→なぜなら○○だから。』という内容で回答できるように準備をしておくことが大事です。
そのほかのキーワードとしては、「協働」「チーム」「主体的」「真面目」「コミュ力」「協調性」「公平性」「調和」などがあります。
これらは裁判所職員の面接で深掘りされやすく、また、評価につながりやすいキーワードです。
【重要】面接カードに記載しておくべきことと予想される質問(項目別)
面接カードを記載するにあたり、必ず意識しておいてほしい2点については、先ほど紹介しました。
次に、質問項目別にこれは意識しておいてほしいということをお話しします。
主な内容としては下記のとおりです。
- 記載するにあたり意識しておきたいこと
- 「記載した」あるいは「未記載」の場合に予想される質問
を①〜⑥までのそれぞれの項目ごとにまとめてみました。
面接カードを書く段階で、面接官がどういうことを質問してくるのか?という点を想定しておくことがかなり重要です。
この着眼点をもって、面接カードを作成した受験生と、面接での質問を想定せずに適当に仕上げた受験生とでは、明らかに、前者の方が面接での立ち回りも圧倒的に上手くいきますし、面接での評価点も高くなると言えます。
①裁判所職員を志望した動機【約6行】
✔︎なぜ他の公務員ではなく裁判所職員でなければならないのかが表現できているか。
Q.行政職ではなく、司法という道を選択した理由は?
Q.行政と司法の違いを理解しているか?
Q.行政と司法における紛争解決手段の違いは?
②趣味・特技(好きなスポーツなど)【約3行】
こちらは特に意識してほしいことはありません。
しいて言うならば、集団スポーツをしていたのであれば、アピールになるので記載しておくことをおすすめします。
③これまで加入したクラブ活動・サークル活動等の集団活動【約3行】
→本記事では説明を割愛します。
④あなたがこれまでに個人として力を入れて取り組んできた活動や経験(具体的かつ簡潔に記載する)【約8行】
✔︎⑤と関連して質問されることを意識しているか。
✔︎具体的なエピソードを意識して書いているか。
✔︎裁判所職員としてどう活かせるかを想定しているか。
Q.記載した以外のエピソードはあるか?
Q.取り組みを通じて何か得たものはあるか?
Q.裁判所職員としてどのように生かすことができるか?
⑤あなたがこれまでに目標達成に向けて周囲と協力して(チームで)取り組んだ活動や経験(具体的かつ簡潔に記載する)【約8行】
✔︎⑤及び⑥と関連して質問されることを意識しているか。
Q.記載していること以外で他にエピソードはあるか?
Q.気が合わない人がいた時どう対処するか?
Q.チームとして活動する際に気をつけていることはあるか?
Q.困っている同僚がいたとして、あなたはどのような声かけができるか?
⑥自己PR(長所など)【約8行】
✔︎裁判所職員として、あなたの長所をどのように生かすことができるかを記載しているか?
Q.あなたの長所を入庁後、どのような場面で生かすことができそうか?
Q.他人から見てあなたはどういう人だと言われるか?
Q.周りからどういう性格だと言われるか?
Q.あなたはそれに対してどう思うか?
より万全な面接対策の準備をしておきたい受験生の方へ
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
より徹底した合格レベルの面接対策をしておきたいという方へお知らせがあります。
正直、無料のブログ記事では、ノウハウが飽和してしまうという懸念から、記載できる内容にも限度があり、本当は伝えたいが、公開できていない情報が山ほどあります。
そこで、noteという形で、合格レベルの面接対策をするために必要な情報を全て詰め込んだ裁判所特化型のオリジナルテキストを作成しました。
裁判所・面接対策テキストとは?【新形式に対応済み】
本noteでは、「面接カードの書き方」や「面接試験における回答のコツ」、そして、面接で問われる質問を予想した「予想質問集」まで網羅されています。
これまで、私自身が実際に裁判所職員の面接試験を受験した経験、また、100名を超える面接指導を行なった経験から、裁判所の面接試験を突破するためのノウハウは完全に理解しております。
そこで、私がこれまでに数年間にわたって蓄積してきたノウハウや経験をなんとか受験生に還元できないかと考え、その結果できたのが、「オリジナル面接対策テキスト」です。
【1】裁判所・面接対策テキストはこんな方におすすめ!
【2】裁判所・面接対策テキストの特徴とは?
【3】裁判所・面接対策テキストを購入するメリット!
つまり、面接対策テキストは、これまで私が実際に受験指導し、上位合格した受験生の特徴から裁判所が求める人材を分析し、そこから逆算して作成しています。
さらに、裁判所が求める人材を理解したうえで、合格レベルの面接カードの書き方、合格のために想定しておくべき質問などを事前に対策できます。
本テキストは、小手先のテクニックではなく、裁判所に合格するために必要なものは何かを理解し、その上で、できる限り短い時間で、合格を掴み取っていただくことを目指したテキストです。
「面接カードの書き方」&「面接時の回答のコツ」がわかる!
合格者による裁判所職員を目指す方のための面接カード添削について
最後に、私自身が行っている添削サービスについて紹介させてください!
あなたの合格のために、持っている知識をフル活用して、全力を尽くしてサポートしますのでぜひご検討ください!
添削サービスはこんな方にオススメです
- 一次試験を終え、面接カードを提出する前に最終チェックをしてほしい方!
- 一次試験は終えていないが、今の段階から面接カードに書く内容を添削しておきたいという方!
- 面接カードに書く内容だけではなく、勤務地希望調査票の書き方を知りたいという方!
添削サービスのプランについて
- 面接カードの添削:7,000円
- ①超特急便(24時間以内の納品):6,000円
- ②特急便(48時間以内の納品):4,000円
- ③勤務地希望調査票の書き方相談:1,500円
- ④『裁判所職員を志望した動機』を一緒に作成:5,000円
- ⑤『あなたがこれまでに個人として力を入れて取り組んできた活動や経験を一緒に作成:7,000円
- ⑥あなたがこれまでに目標達成に向けて周囲と協力して(チームで)取り組んだ活動や経験(具体的かつ簡潔に記載する)を一緒に作成:7,000円
- ⑦『自己PR(長所など)』を一緒に作成
7,000円
添削サービスの流れについて
ココナラのサービス内にて、面接カード(PDF)を送付していただきます。
送付していただいた面接カード(PDF)に直接、指摘事項を書き込みます。指摘事項が多い場合には、別紙に指摘事項をまとめ納品いたします。
添削後の面接カード(PDF)データを納品いたします。
添削にかかるやり取り等は、すべてココナラ内にて対応いたします。
添削後の納品方法について
面接カード(PDF)データにて納品します!
※紙媒体でのやり取りは想定しておりません。
添削サービス開始から納品までの日数について
基本的には、購入日から4〜5日程度で納品いたします。
ただし、修正事項や指摘事項が多数ある場合などには、この限りでない場合があります。
また、提出期限が近いなどの理由により、急ぎの納品を希望する場合には、オプションである「特急便」がオススメです。
なお、この場合には、以下のとおり追加料金をいただいております。
- 24時間以内の納品を希望であれば、6,000円(税込)
- 48時間以内の納品を希望であれば、4,000円(税込)
例【5/28に5/29までの納品を希望する場合】
①添削基本料金7,000円+②超特急便6,000円=合計13,000円
にて対応いたしております。
※すべて税込表記です。
実際に添削サービスをご利用いただいた方からの口コミ
令和5年度における裁判所事務官および家庭裁判所調査官においては、嬉しいことに多数の最終合格報告をいただいております。
ご利用いただいた方、本当にありがとうございます。
合格おめでとうございます!
面接対策について
面接カードが書けたら、次は面接対策です。
といった受験生も多いです。
面接対策だけは、予備校を利用するというのも一つの手段です。
やはり、面接は場数を踏んで上達するものですから、特に面接の点数のウエイトが高い裁判所の面接を、独学で突破するのは割と難しいです。
予備校を利用するというのも選択肢の一つとして、検討してみてください。
まとめ
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます!
裁判所職員試験において、面接カードは非常に重要です。
面接カードの出来がそのまま面接試験の出来にも直結するといっても過言ではありません。
しっかりと、面接カードを仕上げて面接試験に臨みましょう!
「面接カードの書き方」&「面接時の回答のコツ」がわかる!
また、少しでも添削サービスが気になる方は、気軽にココナラのDM機能にて、ご質問いただけたらと思います。
ココナラのサービスを利用するには、まずは無料でできる会員登録が必要となります。
ココナラのページには下記のリンクから飛べます!(登録は完全無料です!)